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2007年09月06日

主婦、ママ、SOHOであることを強みにかえたい!

マーケティングプランナー 寺島みちこ さん


●寺島みちこ/マーケティングプランナー。
タウン誌編集長、アートディレクターとしての経験と実績を活かして
生活者の視点にたった提案を企業に送る。
OPEN TERASほか、SOHO・起業家の交流づくりも。
クチコミュニティ塾・公認インストラクター。

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手渡された二つ折りの名刺。
開くと、それをくれたのがどんな人で、何ができるのかがひと目で分かるように
プロフィールや業務内容が詳しく丁寧に書いてあります。
「ぱっと見てすぐ分かる、を、大切にしたいんです。」
そう言ってにっこり笑うのは、名刺の主
クリエイティブオフィス TERAS 代表 寺島みちこさんです。
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■みんなの喜ぶものを

 寺島さんの職業はマーケティングプランナー。「売りたい」企業と「利用する」消費者の仲立ちをして、どうすれば両者にとってより良い物を生み出すことができるか、日々考案しています。仕事をする上での信条は「みんなの喜ぶものを作りたい。」
 その視点から、営業、デザイナー、ライターなどさまざまな分野のプロフェッショナルを結び付けて、仕事をディレクションしていきます。
 「フリーのプランナー・ディレクターなんて、無理だよ。」
個人でこの仕事を始めようとしたとき、そう反対する声もありました。それでも「仕事をしたい」という寺島さんの情熱が消えることはありませんでした。

■SOHOスタイルとの出会い

 大学卒業後、就職したのはタウン誌の編集部。4年間の編集部生活で、物ごとに話題性を持たせるにはどうすればいいのか、周知させるためには何が必要なのか、交渉事はどう進めるのかということを体で憶えました。また取材を通して地域で何が望まれているのかということにおのずと敏感に。「地域のために」「みんなの喜ぶものを作り、広く知らしめる」というテーマが、寺島さんに確立したのはこの時期です。
 フリーライターに転身した後、知人の紹介で大手企業のアートディレクターという職に就きました。顧客の販売促進のために、本格的に企画・ディレクションを勉強。仕事にやりがいを感じて、これが自分の天職だと心に決めた矢先、結婚・出産という人生の大舞台に立つことに。そして夫の転勤。
 苦渋の決断で仕事を辞め、夫とともに広島へ引っ越したものの、仕事への思いは募るばかり。とはいえ、かわいい盛りの我が子を見ると、自分の手元で育てたいという気持ちは絶ち難く、仕事か育児かという迷いからストレスは溜まる一方でした。そんな時耳にした「SOHO」という言葉が、寺島さんにスイッチを入れたのです。7年前のことでした。 取る物もとりあえず、パソコンを一揃え買って自宅にセットし、「仕事をしよう」と決めました。営業するうち、広島に女性専門のマーケティング会社があると知り、アプローチ。これを機に、フリーのプランナー・ディレクターとして、女性客け販促プロジェクトを手がけていきました。

■リスクはチャンスを生み出す

 その後も転勤でたびたび引っ越す中で、やがて子どもは3人になりました。でもそれは寺島さんにとって、もはや仕事へのネックとはなりません。それどころか妻となり、母となったことで、「本当にいいものを伝えたい」という地に足の着いた発想が湧くようになりました。在宅でなら、どこに居ようと仕事は続けられるのです。
 もちろんオフィスワークと比べれば、できないことは山のようにあります。子育ては常に時間を細切れにします。営業に出ることもできません。では、どうすればいいか考えるのもディレクションです。自分では出来ない部分を、その道のプロとコラボして、結果を出す。その仕事のスタイルを、寺島さんは引越し、出産、育児を繰り返しながら確立してきました。

 寺島さんの夢は「九州から世界一を作ろう」。それは初めて就職したしたときから変わらない、「地域のため」という想いを形にすることです。「九州はいい素材がいっぱい。でも、ブランディング、商品づくり、PRが弱く、もったいない! クリエイティブ、マーケティあング力で、世界一の商品・サービスづくりのお手伝いがしたいんです」。 
自分にできるやり方で在宅で仕事を続け、コツコツと実績を築いてきた寺島さん。「SOHOであることを強みに! 個々の向上と、ネットワークこそ、地域、企業発展の原動力になるはず」。妻、母、SOHOであること全てを強みにかえて、夢の実現を目指しています。
  


Posted by 桑原美砂子 at 00:36Comments(0)