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2007年09月05日

情熱の営業プロデューサー

Office TANAKA 代表 田中美智子さん


田中さんの、どこまでも深く、広い「営業」にかける思い。
積極的な経営が認められ、筑後川を近く望む久留米のビジネスシーンの拠点
久留米ビジネスプラザの5階に2007年3月1日、事務所をオープンしました。


■営業でステイタスを上げる

入れ替わり立ち代り、来客の絶えない『Office TANAKA』の新事務所。
「私がクライアントの営業をするんじゃないんです。
営業ツールや顧客管理などで、当事者が気づかないような細やかなところまでアドバイスして
見込み客を顧客にするお手伝いをするのが私の仕事。」

事業の要となる営業を他人任せにしたのでは
本当の意味での発展はありません。
肝心なのは、自分たちの営業力をいかに鍛えるか。
そして他の人たちといかに関わり、力を借りながら
お互いにステイタスをあげていくかを考えるべきだと、経営者に知ってもらいたい。
それが田中さんの気持ちです。

「この人が成功するために、私にできることは何だろう。」
田中さんの真剣な思いに触れた人は、たちまち魅せられてしまうのでしょう。
男女を問わず、みんな「田中さん大好き」といった顔で事務所にやってきます。
迎える田中さんも心からの笑顔。
この事務所に座っていると、温かな人のつながりを肌で感じることができます。


■ひたむきな姿は周りを味方に

そんな田中さんも、最初から営業が大好きだったわけではありません。
もとは家事と育児にいそしむ専業主婦でした。
その頃の悩みは井戸端会議。
立ち話やお茶のみに何時間も費やす気には、どうしてもなれなかったのです。
毎日のようにお稽古事に通ったのも、ひとえにそれを避けたいがためでした。

そんな頃憧れたのが、ご近所の働く主婦の颯爽とした姿。
彼女が営業職だったことが、田中さんの営業人生の扉を開くことになりました。

就職した会社の社長は昔かたぎ。
約束を守り、人を大切にする、ということを基本に
徹底した現場主義を貫いていました。

その人にしかできない営業スタイルがあるはずと
マニュアルを作らない営業方針は、初心者の田中さんにとっては辛いものでした。
しかし「営業は信頼が全て」という姿勢を徹底して叩き込まれたその時期が
今かけがえのない財産となっています。

とはいえ、主婦が仕事をするのはたいへんです。
ともすれば滞りがちになる家事に、家族の反発がなかったといえば嘘になります。
しかし、最終的には久留米支店長まで勤めた後
起業した田中さんのがんばりを
じっと見守り続けたご主人は今やよき理解者。
新事務所立ち上げにも、惜しむことなく協力してくれました。


■夢の結晶『ファーマーズ・スタジオ』

もともと女性は、バイタリティーに満ちていると言っていいでしょう。
しかしそれをセーブしてしまう女性がたくさんいます。
営業について女性からの相談を数多く受けるうちに
田中さんはその状況をなんとか変えていきたいと思うようになりました。

田中さんが主宰する、『月いち・ピカいち・女性の会』
様々な業種で地道に活躍する、久留米の女性の集まりです。
互いに研鑽しあい、賢明な女性になろうと集まる女性たちのネットワークは
新しい事業展開をも生み出しています。

「ファーマーズ・スタジオ」もその一つ。
農家が自家用に作って食べきれないでいる安全・安心な作物を
食育を考えたメニューに仕上げる料理教室。
そこでは『女性の会』から生まれた知恵と人材が、生き生きと息づいています。
地域の農家や主婦たちを巻き込み、多くの人々の支えを得て展開するこの事業の未来は
「ファーマーズ・スタジオ」の建つ広大な田園風景のように明るく開けるに違いありません。
田中さんの夢がまた一つ、大きな実をつけようとしています。


(2007年 3月)  


Posted by 桑原美砂子 at 23:26Comments(0)